2015年07月20日
【軍装ネタ】韓国陸軍特攻隊
のんのんびよりのタイトルロゴ入れると...あら不思議!ほのぼの日常ものにしか見えない!!…ホントなんなー
にゃんぱす~(挨拶)
北の大地・北海道でのんのびよりな日々を送ってます管理人です。
今年は雨が少なくて、畑も人間も干上がりかけてます。
夏が始まりました。
本格的な収穫期が始まります。カレンダーも夏仕様です。
『のんのんびより りぴ~と』が始まりました...暑い夏もこれで頑張れる気がします。
早速、2話の定規落としで涙腺が緩みました。懐かしいなあ。
思い返せば25年以上昔のこと。小学校で流行ったよなあ。ウチらの学校ではペン使いは横ではなく縦だった・・・。
シンプルながら滑りやすい定規や弾きやすいペンを追い求め、熱いバトルを繰り広げた在りし日々を思い、
頭の中には井上陽水の少年時代がリフレイン。
あの頃はまさかこんな自分になるとは思いもしなかった。アニヲタでもなかったし、
図書館で歴史本を漁る、愛読書が『横山光輝三国志』な、ちょっと内気なシャイボーイだったんだけども…。
過去の自分がいたら前野みたくスゲー絶望されそうです。
思うようにならない、それが人生。
…さて。先月の話ですが一人山歩きしてきました…軍装で。
ブログのネタ作り兼ねてなんですが、サマーシーズンで人が賑わってくる時期にやると
あらぬ誤解受けかねないので早い時期に実施(ミリタリー趣味は色々気を使うのです)
先日、韓国軍大型リュックサックが手に入ったので、念願の特攻隊装備。
特攻隊と言うと、日本人的に浮かぶのは真っ先にカミカゼですが、自爆攻撃をする部隊では当然なくて、
敵地浸透・情報収集・対テロ鎮圧等のために作られた特殊部隊のことで、
●大韓民國特攻隊대한민국 특공대(Republic of Korea Special Assault Commando)といいます
◆特攻要員宣言◆
【前文】
私は特攻勇士が為されたことを名誉に思い、次のような信念で任務を果たしていきます。
나는 특공용사가 된 것을 명예롭게 생각하며 다음과 같은 신념으로 임무를 완수하겠습니다.
【本文】
第一:私は祖国と民族の為、直属の上司に命を捧げ、私の名誉が特攻部隊員の名誉であることを知り、
いかなる状況下でも必ず任務を遂行します。
나는 조국과 민족을 위해 직속 상관에게 생명을 바치며 나의 명예가 특공부대원의 명예임을 알고,
어떠한 상황하에서도 기필코 임무를 수행 하겠습니다.
第二:勇者は生き、臆病者は死すという哲学を信じ、戦場では先頭に立って勝利を勝ち取ります。
용자는 살고 겁자는 죽는다는 철학을 믿으며 전장에서는 선두에 서서 승리를 쟁취하겠습니다.
第三:上官を尊重し信頼し、命令に絶対服従し、戦友愛と犠牲の精神で団結し、世界最強の軍隊を作成します
상관을 존중하고 신뢰하며 명령에 절대 복종하고 전우애와 희생정신으로 단결하며 세계 최강의 부대를 만들겠습니다.
◆特攻隊標語◆
私は誇り高き特攻勇士だ。国家に忠誠を尽くし、上官に服従し、戦友に誠意を尽くす。
나는 자랑스런 특공 용사다. 국가에 충성하고 상관에 복종하며 전우에게 정성을 다한다.
◆特攻隊信条◆
1.血沸く私の青春を祖国に捧げる。
2.見事に生き、男らしく死ぬ。
3.卑屈せずに最後まで戦って勝つ。
4.強靭な体力と野性的な気迫を養う。
5.必ず世界最強の特攻勇士となる。
1. 피 끓는 나의 젊음을 조국에 바친다.
2. 멋지게 살고 사나이답게 죽는다.
3. 비굴하지 않고 끝까지 싸워 이긴다.
4. 강인한 체력과 야성적인 기백을 기른다.
5. 기필코 세계 최강의 특공 용사가 되겠다.
1982年に陸軍特殊戦司令部隷下各空挺特戦旅団から選出された兵力をベースに創設された。
将校と副士官(職業軍人)を中心に構成された特殊戦司令部とは異なり、徴集兵を中心に構成され、
敵地浸透や浸透した敵部隊を掃討する。訓練所と補充隊、各師団別新兵教育大隊で選出された兵士は
特殊部隊に配置される前に、特攻新兵教育隊で2週間特攻武術、ラペリング降下等の諸訓練を行う。
以前までは訓練所と補充隊、師団新兵教育隊で選出されたが、2012年1月から特攻兵·捜索兵募集制度が推進さている。
自衛隊でいうところのレンジャー部隊であり、徴集兵から選抜された兵士で構成されるのが特攻隊の特徴です。
当然、徴集兵の中から優秀な兵隊が選ばれるわけですが、徴兵制で望む望まずにかかわらず
軍隊に来た兵隊の中に、敢えて困難な職務に付きたがる兵士が多いかといえばさにあらず。
ましてや優秀な兵隊にだからといって志願する程やる気があるわけでもなく、結構な割合で定員不足になるらしい。
で、周りが宥めすかしながら上手く誘導して送り込んだり、場合によっては強制的に特攻隊送りになるとか。
いつの時代どこの軍隊も、優秀は人材を抑えるためには手段を選ばないというところか。
そういった事情で、戦闘員がすべて副士官(幹部)以上の特戦司令部とは異なり、訓練や編成面での不足があるため、
近年は幹部中心改編が行われており、701特攻連隊では昨年までに幹部中心による改編が完了。
任務の多様化・専門化著しい現代軍隊に対応した改変はこれから益々進むものと思われます。
特攻隊は現在6個連隊と2個旅団、2個大隊から成る。
特攻連隊はそれぞれ以下の各軍団に所属する。
・第701特攻連隊- 第1軍団
・第702特攻連隊- 第2軍団
・第703特攻連隊- 第3軍団
・第705特攻連隊- 第5軍団
・第706特攻連隊- 第6軍団
・第708(旧700)特攻連隊- 首都軍団
特攻旅団はいずれも第2作戦司令部所属
・第201特攻旅団
・第203特攻旅団
連隊が敵地浸透、敵情視察を主眼とするのに対して、旅団は後方地域を担当する第二作戦司令部に所属することもあり、
主に敵特殊部隊の後方浸透阻止および掃討を目的に作られた部隊として知られている。
特攻大隊は以下の部隊に所属する
・第8特攻大隊-第8軍団※1
・第35特攻大隊(SAT)-首都防衛司令部※2
※1:第8軍団は各軍団中一番規模の小さい軍団のため、特攻隊も連隊ではなく大隊規模となる。
※2:第35特攻大隊は他の特攻隊と異なり、対テロと市街戦に特化した部隊である。VIP警護などを担当することも多い。
そんなわけで長くなりましたが、特攻隊の紹介でした。
軍隊に興味のない一般人には特戦司と混同されることも多いらしいですが、装備を見れば違いは一目瞭然で、
ブーニーハットに浸透ベストと呼ばれる戦闘チョッキが特徴的です。
・ウッドランド迷彩
・新型デジタル迷彩
・ウッドランド+デジタル装備混用
今回の撮影ではかつて迷彩界を席巻し、一時代を築いたウッドランドの素晴らしさを今一度思い出してもらいたく、
ウッドランド装備での撮影をしてきました。
第705特攻連隊です。
・浸透ベスト
日本では特戦ベストと呼ばれてますが、こちらの名称が正しいようです。写真では分かりませんが
背面に大きな収納スペースがあるのが特徴的で、それ単体でも収納量があります。
・リュックサック
85年製デッドストック。米軍のALICEパックに似てます。ODの後ウッドランドタイプも支給されてますが、
前掲の動画ではまだODリュックサックは現役みたいです。
画像のように行軍中は迷彩カバーをかけます。
山中、川沿いで浸透訓練中な感じをイメージして撮影していきます。いわゆる『ぼっち撮影』なので、
思うような構図で撮るのが難しい…。
昼食は韓国軍の戦闘糧食です。レトルトパックを袋に入れて、付属のヒートパックで加熱します。
詳細は後日、食レポとしてアップしますが、味は抜群でした。アウトドアする際は何度でも食べたいレベル。
山の中霧雨とあって、この日の気温が10度以下、ヒートパックで温められるタイプの戦闘糧食が冷えた体に沁みます。暖かい飯を食えるということがいかに幸せか、どれだけ兵隊のモチベーションを高めるか...。
もっとも特攻隊の任務を考えると状況下で煙の出るヒートパックを使って調理できるのか?一応、草をかぶせたりして煙を防ぐ方法もあるそうですが、この辺は経験者でないと分からないですね。
食後、撮影クライマックスはコレの再現。特攻隊再現するならこれは必須。
そう、川の中へ…。
6月…北海道の川は寒く、少し浸かるだけで凍え死にそうでした。
(注:軍装したままの川遊びは危ないので自己責任で)
一度川底の苔で足滑らせてコケました。K1A小銃、電動ガンなので銃を守るのに必死だった時の一枚。
よく見たら時計も水に沈んでますが、さすがのG-SHOCK、防水性能を存分に発揮してくれました。
現役の兵隊さんはこんな濡れ鼠で野山を駆け巡ったりするわけで。
戦場となったら寒さクソもなく四六時中もあり得るわけで。大変です。
微々たるものですが平和の尊さを体験をもって学ぶことができるのがミリタリー趣味というものですねえ…。
しかし、ぼっちで山に入って写真撮って、挙句にクソ寒い水の中に飛び込んで…何やってんですかねえと、
素に戻って考えるとアレなんで考えないようにする。
もしこれでクマに食われたリ、水の中で溺れ死んだら三面記事にもなりゃしないと思うと、ネタとはいえ必死になります。
そんなわけで撮影は無事終了…といいたいところでしたが、ズボンのポケットにスマホを入れていたのをすっかり忘れていて…
敢え無くスマホは死にました。
『スマホは犠牲になったのだ・・・』
スマホ破れて山河あり
撮影後、側にある野天風呂に浸かりながら、失ったものは大きいが、ブログのネタにはなったと、
とりあえず自分を慰めたのでした…
【オマケ】
前掲の国防TVのドキュメンタリー番組っぽく画像を捏造してみた。
Posted by 釘宮厨(정궁주) at 22:46│Comments(1)
│軍装ネタ
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しております
私は親子で愛銃のK2を使ってサバゲーを楽しんでおります(時々89式)
軍装にせよ企画にせよ、ここまで気合いの入れた方は周りにはいません
素晴らしいです!
これからも、楽しい映像を宜しくお願いします
期待しております
私は親子で愛銃のK2を使ってサバゲーを楽しんでおります(時々89式)
軍装にせよ企画にせよ、ここまで気合いの入れた方は周りにはいません
素晴らしいです!
これからも、楽しい映像を宜しくお願いします
期待しております
Posted by ハルマングー3号(九州) at 2015年07月22日 08:36